2013/01/01

スカラライダーG9をつかってみる

今まで使っていたインカム、scala rider G4が北海道ツーリングの時に水没して故障してしまいました。(2年くらいつかった)
なので、今年のモーターサイクルショーにて展示されていたscala rider G9を購入し、今日届きました!
正式な発売はまだの様ですので、先行インプレになるでしょうか。
インカムご検討の方へのご参考となれば幸いです。


今回も、購入にあたっては、色々なインカムを比較・検討しました。
比較対象は下記の通りです。(クリッコで拡大できます)
※定価は1台あたり。黄色部分は各要件において優れているもの。筆者作成


上の表による単純なスペック比較の結果、scala riderかinterphone F5で迷ったのですが、仲間にscala riderユーザが多いため今回もscala riderにしました。



ドイツのバイク用品通販サイトmotoin.deさんにて

356.19ユーロ(送料込み)+1,200円関税等=37,825円
(2台ペアなので1台あたり19000円位)

でした。


このようなセットが2ペア入っています。
[左上から順に]
・袋 ・音楽プレーヤー用ケーブル ・AC/USBアダプタ ・マイクロUSBケーブル
・取扱説明書 ・六角レンチ、予備スポンジ等 ・ヘルメット貼付け用の板
・scala rider G9本体 ※写真にはありませんが、フルフェイス用のケーブルマイクが付属します。



■後継機であるscala rider G4との見た目上の違い

本体表面(上:scala rider G9 下:scala rider G4)
真ん中にボタンが一つ増えています。



本体裏面(上:scala rider G9 下:scala rider G4)
色が違います。


ベース部分(上:scala rider G9 下:scala rider G4)
G4よりもマイク部分が短く、コンパクトになっています。
写真には写っていませんが、スピーカー部分の大きさは変化なし。
マイク部分はG9より取り外しが可能になりました。


フルフェイスヘルメットの時に使用するケーブルマイクが標準で付属されていました。



マイク部分を取り外した状態



■scala rider G9の特徴色々

ヘルメットに装着時
2つのLEDが光るようになりました。
(充電時は2つの赤色LEDが点灯)


ヘルメット帽体に貼付けタイプの比較(上:scala rider G9 下:scala rider G4)
残念ながら、G4の貼付け用ベースにG9を取り付けることはできませんでした。

ところが!
G4のベースにG9本体を差し込んで使うことが可能でした。
これまで持っていたG4ベース部分が使えるので、複数のヘルメット持ちにはありがたいです。(ベースの移植は結構めんどうなので…)


■scala rider G4,G9の機能的な違い

(1)9つのG9の間で1対1通話のワンタッチ切り替えができるようになった
(2)フラッシュペアリングといって(Bumpのように)ぶつけることで簡単にペアリングすることができるようになった
(3)グループシグナル、ホットダイアル機能(謎)が追加された
(4)Cardo Community Platformというwebブラウザを使っての本体の設定変更、仲間の追加等ができるようになった。
cardo community

(5)音声による機能切り替え

以上の5つがG4から追加された機能といったところでしょうか。
G9ユーザもいないので、あんまり使わないと思いますが…
(また、日本の販売代理店がない為マニュアルやサポート等は全て英語を中心とした欧州言語となるのでご注意ください(^^ゞ)


こやつには、ブルートゥースその他通信の安定性、音質等が洗練されていることに期待したいと思います。
使ってのインプレはおいおい。



PS
ドイツからの輸入品の為、コンセントプラグはこれがついてきました。
ご購入される方はご注意を








無断転載はお控えなすって。

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