2013/05/20

自分の為に作ったスカラライダーG9簡易マニュアル(他スカラライダーとのペアリング編)

基本編に引き続いて個人的に一番邦訳しておきたかった
スカラライダーG9の他のスカラライダーとのペアリング編です。

スカラライダーはアンテナを立てた状態で見通し1.6kmの距離のスカラライダーと通話することができます。一度ペアリングしたスカラライダーとは(圏内にいる場合)自動的にペアリングされてます。
ペアセットで買ったスカラライダーの場合はペアリング済になっています。


スカラライダーG9のペアリング形態は3つあるそうです。
1.”One+8" Intercom Toggling Mode (スカラライダーG9のみ利用可)
 8台のスカラライダーと個別に通話することができるモード

2.Intercom Conference Mode(全てのスカラライダーで利用可)
 4台までの複数のスカラライダーと同時通話することができるモード

3.Click-to-Link(スカラライダーG9もしくはG4で利用可)
 事前にペアリングしていないスカラライダーと1対1で通話することができるモード


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以下モード別の接続手順です。


1.”One+8" Intercom Toggling Mode (スカラライダーG9のみ利用可)

8台のスカラライダーと個別に通話することができるモードです。
 (1)事前にそれぞれのスカラライダーの名前をPCと接続した設定画面より登録しておきます。
 (2)スカラライダー同士をペアリングします。(ペアリング方法は下記)
 (3)登録したスカラライダーの名前を呼ぶことで該当するスカラライダーを呼び出し通話することができます。


■自分のスカラライダーG9の呼び出し名の確認の仕方
 ・G9をベースと接続しスピーカーからの音声が聞こえるようにします
 ・G9の電源をオンにします
 ・ボイスコマンドボタン(側面真ん中のボタン)とBボタン(側面後方のボタン)を同時におします
 ・スピーカーから自分の呼び出し名が流れます



”One+8" Intercom Toggling Mode用のペアリング方法(フラッシュペアリング)

1.電源オンにしてから、ペアリングしたいスカラライダーG9同士をベース(スピーカーとマイクのセット)から取り外します。
2.ペアリングしたいスカラライダーG9同士の底部をイラストのように軽くぶつけます

3.ペアリングが成功するとLEDが紫色に2秒間光ります。

※8台以上のスカラライダーG9とペアリングしようとすると1番使われていないペアリング先のスカラライダー情報が消され、新しいスカラライダーG9とペアリングされるという後勝ちのしようとなっているそうです。


■ペアリングされているかどうかの確認方法
20m以内にペアリングされたスカラライダーがいるか確認する方法です。
1.ボイスコマンドボタン(側面真ん中)を5秒間長押しします。
2.もしペアリングされているG9が近くにいる場合、2秒間LEDが紫色に点灯します。
3.近くにあってペアリングされていない場合は上記のフラッシュペアリングをつかってペアリングしてください。



2.Intercom Conference Mode(全てのスカラライダーで利用可)

一番よくつかわれるであろうモードでしょうか。〜4台のスカラライダーとの同時通話ができるモードです。
複数台のスカラライダーと同時通話をしたい場合はAボタン(側面前方)、Bボタン(側面後方)をつかいます。
※ペアセットのG9を購入した場合はチャンネルAにて双方ペアリング済。


スカラライダーG9同士であれば(下記に記載する)フラッシュペアリングで
それ以外のスカラライダー同士をペアリングする場合は下記の方法でチャンネルA,Bから選んでペアリングをする必要があります。


■ペアリング作業時のLEDの状態
チャンネルAでペアリングモードの時は早い赤色LEDの点滅
チャンネルBでのペアリングモードの時は早い青色LEDの点滅



■スカラライダーG9同士のためのチャンネルA,Bボタンをつかったフラッシュペアリング方法
(1)電源をオンにしてペアリングしたい2つのスカラライダーG9をベース(スピーカー、マイクのついた台座)から取り外します

(2)片方のスカラライダーのチャンネルA(チャンネルBで接続したいときはB)ボタンを1回クリックします。Aボタンを押した場合は赤色LEDの点滅に、Bボタンを押した場合は青色LEDの点滅になります。

(3)もう片方のスカラライダーも同様にAボタン(もしくはBボタン、お好きなほうを…)を押します。今度は紫色にLEDが点滅するそうです(未確認)。

(4)それぞれ(2)、(3)でボタンをおした5秒以内に2つのスカラライダーの底部を軽くぶつけます。

(5)ペアリングが成功すると、紫色LEDが2秒間点灯します。

※チャンネルA(もしくはB)に既にペアリングされているスカラライダーがあった場合は新たにペアリング作業をおこなうことで上書きされるそうです。



■チャンネルA,Bボタンをつかったペアリング方法
フラッシュペアリング以外のペアリングの方法です。

(1)ペアリングをしたいスカラライダーG9を電源をオンにし、待機状態(青LEDが3秒間ごとに1回点滅の状態)であることを確認します。

(2)片方のスカラライダーG9のAボタン(もしくはBボタン、お好きなほうを…)を5秒間長押しします。Aボタンを長押した場合は赤LEDが、Bボタンを長押しした場合は青LEDが早い点滅状態になります。

(3)すぐにもう片方のスカラライダーG9も(2)と同様に操作します。

(4)ペアリングが成功すると数秒後、2つのスカラライダーG9のLEDが2秒間点灯(Aでペアリングを行った場合は赤LED、Bでペアリングをした場合は青LEDが)します。
 もし2分以内にペアリングが完了しなかった場合、待機状態に戻ります。



3.Click-to-Link(スカラライダーG9もしくはG4で利用可)機能の使い方

スカラライダーG9、G4の”ソーシャル”な機能らしいです。
この機能をつかうことでペアリングせずに近くのスカラライダーG9もしくはG4と1対1の通話をすることができます。
 但し、デフォルトではこの設定はオフになっています。PCに接続し、スカラライダーコミュニティで設定を変更できます。相手方もこの機能をオンにしていなければならないので、スカラライダーユーザが少ない日本ではあまり使うことがないかもしれませんね。


■Click-to-Link機能の使い方

[呼び出したいとき]
(1)Aボタン(側面前方)をダブルクリックします。
(2)10秒間近くにあるスカラライダーをサーチし、相手方のスカラライダーにコールリクエスがされます。
(3)呼び出しをキャンセルしたときは、もう1回Aボタンを押します。

さらに他のスカラライダーユーザが近くにいた場合、もう一度呼び出し操作をすることで別のスカラライダーユーザを呼び出すことができます。



[呼び出されたとき]
(1)Click-to-Linkの呼び出し音がなります(どんなのでしょうね?(^^ゞ)
(2)Aボタン(側面前方)を1回クリックして通話開始となります。
  VOX機能がオンになっている場合は大きな声で話すと通話開始になります。




以上、スカラライダーG9、他のスカラライダーとのペアリング編でした。
・ペアリングしたスカラライダーとの通話編
・携帯電話、GPSとの接続編
を予定しています。
それでは!



※こちらの記事はあくまでも自分用に翻訳したもので、他のスカラライダーユーザ様のご参考になればと公開させていただいております。
間違え等あっても責任はおえませんm(_ _)m
また、無断転載等はお控えください。





無断転載はお控えなすって。

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